池袋観光センター
池袋は、文化の交差点である。東京芸術劇場や小劇場も多く、演劇やコンサートが盛んに行われてきている。2019年秋にはハレザ池袋もオープン予定で、一層盛り上がっていくと思われる。若者の間では、アニメの聖地とも言われ、乙女ロードの賑わい、土日になると公園でのアニメグッズの交換会なども行われている。池袋を代表する建物のサンシャイン60ではショッピングや水族館、プラネタリウムが楽しめる。ラーメン店も数多く出店していたり、少し歩けば鬼子母神神社があり散歩するにもとても楽しい街となっている。多くの文化が交差する池袋は、文化の交差点と言えるのです。
しかしながら、演劇に来る方がラーメン激戦区だと知らなかったり、点では知っているが面では池袋の魅力を知らない方が結構いる。毎年行われてる演劇の祭典フェスティバルトーキョーは、友人と話していても知っている人の方が少ない。
池袋に足を運んでくださる方に、もっと多くの面的な情報を収集できる、新たな池袋を知れる場所を作りたいと考えた。それが、池袋観光センターです。
今回、道の交差点部の目立つ中央分離帯部にこの施設を作る事により、情報をアピールできる場となる。歩行者や車からも認知がしやすい。サンシャイン通りから、サンシャイン60に地上から向かう歩道は現在暗いが、この通りも建物と連続して街灯で明るく設えてあげる事により、この一体が特別な場となり地上部から池袋をアピールできると考えた。
としまアンダーハイウェイデザインコンペティション
想定敷地:東京都豊島区
主用途 :観光センター
期間 :2018年11月